今シーズン最強の寒波の影響で、明日26日(木)にかけて厳しい寒さと大雪が予想されています。
気象庁は、水道管の凍結や水道管の破損による断水、道路の凍結による交通機関の乱れなどに注意するよう呼びかけています。
このニュースを受け、「転倒を防ぐ冬道の歩き方」を紹介しました。
歩幅を大きくすると、脚を高く上げる必要があります。
すると当然、重心の移動や体の揺れが大きくなり、転倒しやすくなります。
基本的に滑りやすい路面では、歩幅を小さくして歩くとよいでしょう。
雪道を歩くときは、重心を前にして、足の裏をなるべく路面に近づけるようにしましょう。
路面が凍っていて滑りやすいときは、歩幅を小さくし、足裏全体で「滑る」ように歩くと効果的です。
ただし、足を完全に地面につけて歩くとつまずきの原因になりますので、軽く足を上げて歩くようにしましょう。
いくら歩き方がわかっているつもりでも、急いでいるときはこうしたポイントを忘れてしまいがちです。
冬は「移動に時間がかかるのは仕方がない」と考え、焦らず、急がず、少し余裕を持って歩くことが大切です。
余裕を持って歩くことで、滑りやすい道にも気を配ることができます。
雪道や凍結した道路では、歩幅を小さくして平らに歩き、足の裏全体が地面につくように歩く、いわゆるペンギン歩きが滑りにくいと言われています。
短い距離でも、ヒールやファッションブーツなどの高い靴は大変危険ですので、油断は禁物です。
なるべく滑りにくい靴を履くようにしましょう。
帽子や手袋を着用すると怪我の防止になりますし、リュックを背負っている場合は両手が空くので、転んでも怪我をしにくくなります。
走るのは危険なので、急がずゆっくり歩くことが大切です。
時間に余裕を持って行動するとよいでしょう。
雪が多い地域では、まだ雪が残っていることが多いので、凍った路面に立つことも可能ですが、雪の少ない都市部では、冷たいビル風などの影響で独特の滑りやすさがあります。
私は学生時代に東京に住んでいたのですが、雪が多いからと油断して、何度も転んでケガをしました。坂道が多いので、本当に危険です。
凍結した道路では、いくら滑り止めの靴を履いていても転んでしまうことがあります。
歩き方に気をつけ、無理をせず、見極めることが大切です。
今日は以上です。