「翌月入る予定のお金を、手数料を払うことで、すぐに入手する」というイメージでしょうか。もしくは、翌月入ってくる予定のお金を請求する権利を、他の会社に少し安い金額で売るといったところでしょうか。実際の流れは以下のようになります。
ファクタリングを導入するためにはまずファクタリング会社、または専門の斡旋・相談窓口に連絡する必要があります。ファクタリング会社毎に契約内容もかなり違ってきますので、営業電話やインターネットの情報に飛びつくのではなく、直接話を聞いて検討するか、相談窓口に連絡する事が重要です。
ファクタリングを利用した方が資金繰りが改善するのではないか?と思うかもしれませんが、資金繰りが改善するかどうかについては、結論から言うと、ファクタリングの手数料次第と言わざるを得ません。
200万円の手数料が発生したとしても、それ以上に利益が出ていればあまり気にならないでしょうが、ご相談者様の会社の粗利益率は平均17~23%です。予定していた入金が入らない等のトラブルの際に「ちょっとした資金繰り」としてファクタリングを用いた資金調達が有効活用されています。
買取手数料が20%もチャージされるファクタリングを利用するということは、粗利が無くなるという事になります。万が一、運営資金が底をついてしまった場合に「診療報酬の早期支払い」を受けるためのセーフティネットとして、ファクタリングでの資金調達が重宝されている傾向にあります。