多汗症が主にアメリカやヨーロッパで過酷なのと逆に、腋臭症(わきが)は日本、韓国、台湾と中国の一部で治療対象であるに違いありません。
ヨーロッパやアメリカでは腋臭や体臭は生理学的事象の1つとされ、嫌気を感じ取る人も少なくて、お手入れする人はあんまりいないとのことです。これに伴い英文の研究公表もあまりなくて、あった場合でもおおむねは日本、韓国、台湾、中華人民共和国だと言っても過言じゃありません。(腋臭や耳あかのリサーチは全国の至る所が一番進んでいるかもしれないですね) 後述するはずですが、腋臭は耳垢と密接な関連性があります。
こういうのって我々日本人のリソース解明に肝心な因子であると断言できます。日本人はざっくりと2つに区別されるようです。現地の住民族である「縄文人(古モンゴロイド)」と朝鮮半島から渡来した「弥生人(新モンゴロイド)」です。 あるロジックによりますと縄文人は黒人白人と一緒のようなもので耳垢は湿っており(腋臭あり)、弥生人の耳垢は乾ききっていた(腋臭なし)だとのことです。あらゆる国たくさんの方が腋臭もしくは体臭をもっていて、我々新モンゴロイドだけが「無臭」そうです。このごろの研究で「16番目の染色体にあるABCC11遺伝子が、わきがや軟耳垢に関連し合っている」ことが明確にされています。 腋臭症の原因 でなぜ臭うのかについてですが、汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があり、アポクリン腺の分泌亢進が腋臭になるきっかけです。
アポクリン腺からの汗そのものはクサくありませんが、低級脂肪酸を含んでおり、それが皮膚表面の細菌によって酸化され、さらにアンモニアなどもプラスされて気掛かりな臭いになると思われています。
制汗剤には、汗を分泌する作用を抑える効果と、殺菌作用があります。汗を抑えて雑菌の繁殖を防ぎ、殺菌して臭いそのものを発生させないという仕組みになっています。なので、ほとんどの場合は制汗剤でなんとかなる場合が多いんです。
効果が持続しやすいものはプルーストクリームですね。クリームタイプなので肌にしっかり有効成分が密着してくれます。制汗剤の中でもかなりおすすめの部類です。ワキ汗やワキガ臭で悩んでいるのであれば、一度お試しください。