分譲地を選ぶ際に考慮すべきポイント:快適な生活環境を手に入れるためには
自分の希望に合った土地選びが重要です。
土地にはさまざまな要素がありますが、一から自分ですべてをチェックするのは難しい場合もあります。
そんなときには、「分譲地」という選択肢も検討してみると良いでしょう。
今回は、分譲地のメリットとデメリットについて詳しく説明します。
まずは、分譲地のメリットをご紹介します。
分譲地とは?一般的な宅地との違いを説明
分譲地は、一般的に売り出されている宅地とは異なる仕組みを持っています。
まずは、基本的な仕組みを見てみましょう。
分譲地とは、不動産会社がまとめて購入した敷地を区画に分けて、一般に販売している土地のことを指します。
例えば、広大な面積を持つ田畑や山林など、個人では取り扱いが難しいような土地を不動産会社やデベロッパーが購入し、宅地として整備や改良をした後に売り出すことが一般的です。
宅地とは、建物の敷地または建物を建てるための土地であり、地目(土地を利用状況で区分したもの)を表す言葉です。
それに対して、分譲地とは、宅地の中でも複数の区画に分けて販売される土地のことを指します。
また、分譲地に建てられた住宅は、単なる土地との違いを明確にするために“分譲住宅”と呼ばれることがあります。
参考ページ:建売 分譲 地の購入のメリットとデメリット|土地だけでも購入できる?
分譲地のメリット:生活インフラの整備
分譲地には、通常の宅地にはないさまざまなメリットがあります。
その中でも最初のポイントは「生活インフラの整備」です。
分譲地は不動産会社などによって購入され、宅地として整備されています。
そのため、上下水道や電線、ガス管など、住宅で快適な生活を送るために必要なインフラが整備されています。
つまり、水道の水が安定している、電気が安定供給される、ガスを使った生活が可能など、既に生活環境が整っているというメリットがあります。
また、一般的な宅地では、これらのインフラ整備に時間や費用がかかることもありますが、分譲地ではすでに整備されているため、新築の住宅を建てて間もない段階から快適な生活をスタートすることができます。
さらに、将来的なメンテナンスや修理も専門の会社が管理している場合が多く、トラブルにも迅速に対応してもらえるという利点もあります。
以上が分譲地のメリットの一つである生活インフラの整備です。
次回は、分譲地のさらなるメリットについて詳しく解説します。